カウンティングはブラックジャックで名高い必勝法
最もポピュラーな必勝法
ブラックジャックの攻略法の中では、「カウンティング」が最も有名な必勝法となっています。
その基本的なコンセプトは、シューの偏りを予想して、自分に有利なゲーム展開にすることです。
そのために、参加するプレイヤーとディーラーのカードを全て網羅するのがカウンティングの特徴です。
場のカードをカウントして覚えることで、シューに残るカードの傾向を把握できます。
ゲームが進めば進むほど、場に出されるカードは多くなります。
それによって、シューに残るカードも絞られてくるので、カウンティングの精度は上がっていきます。
但し、全てのカードを記憶することは、余程の記憶力がないと難しいものです。
しかも、ブラックジャックのテーブルによっては、6個以上のデッキが使われます。
312枚以上のカードを覚えるのは、普通の人には無理な話と言えます。
そこで、カードを全て覚えなくても使える、カウンティング手法が生み出されたわけです。
基本はハイローシステム
ブラックジャックには様々なカウンティングがありますが、基本となるのが「ハイローシステム」です。
当必勝法はカードを3つの数値にグループ分けし、計算を簡略化させる手法です。
具体的には2~6のカードを+1とし、7~9は±0、それ以外の絵札等が-1となります。
これにより、場にカードが出る度に点数を加算していく流れです。
ポイントとなるのが、+1のグループと-1のグループがそれぞれ20枚ずつとなっていることです。
場のカードの合計値がマイナスとなれば、絵札のグループが2~6より多く出されたことになります。
それ故、次にシューから絵札グループが出る可能性は低いと判断できるわけです。
逆に合計値がプラスであれば、絵札グループが出る可能性は高くなります。
それによって、プレイヤーは自分に有利なアクションを取ることが可能になります。
プラスにしろマイナスにしろ、数値の大きさはシューの偏りの大きさを意味します。
プレイヤーは、それを基に強気な戦略を立てられます。
カジュアルシステム
ブラックジャックのカウンティングには、初心者向けから上級者向けまで様々な必勝法が存在します。
最も簡単なカウンティングは、「カジュアルシステム」と呼ばれる手法です。
当手法のコンセプトは、場のカードをアバウトに把握することです。
一枚一枚のカード値を正確に加算するのではなく、どの種類のカードが多そうかを判断します。
マイナスカード多ければディーラーに有利と判断し、プラスカードが多ければプレイヤーが有利と判断できます。
アバウトにカードの出方を見るだけでも、勝率アップにつながるものです。
正確なカウンティングより信頼度は落ちますが、初心者が使う必勝法としては最適と言えます。
ブラックジャックでは、瞬時に全体の流れを把握することが大事だからです。
KOシステム
ブラックジャックの必勝法・ハイローシステムには、幾つか派生形が考案されています。
その一つが「KO(ノックアウト)システム」で、7をプラスカードにしたものです。
低数値のカードが多く配られると、シューには高数値のカードが多く残ります。
その為、ディーラーはバーストしやすくなるわけです。
即ちKOシステムは、ディーラーのバースト狙いに特化したブラックジャック必勝法と言えます。
KOシステムでは、合計値が+2以上になったときプレイヤー有利と判断します。
特に+3以上になった時は、絶好のチャンスとなります。
一方+2未満ではディーラー有利とみなし、強気のアクションを取らないようにします。
当必勝法を用いた利益の平均は、統計的にみると1~2%と言われます。
100ドルのベットに対し、1~2ドルの儲けということです。
それ故、堅実に利益をあげたいプレイヤーに適しています。
レッドセブンカウント
ブラックジャックのKOシステムには、進化版として「レッドセブンカウント」という必勝法があります。
KOシステムが7を全て+1とするのに対し、レッドセブンカウントでは赤の7だけが+1となります。
また、ハイ・ローシステムやKOシステムが0からスタートするのに対し、レッドセブンカウントではデッキ数×-2からスタートします。
これには、プラスカードがマイナスカードより多い分が考慮されています。
ブラックジャックのテーブルでは、通常6デッキが使われます。
それ故、スタート時点で-12となるわけです。
これによりカウンティングの精度が高まり、ゲーム進行に応じて勝率アップが期待できます。
慣れることが大事
ブラックジャック必勝法のカウンティングをマスターするには、何よりも慣れることが大事です。
先ずはハイローシステムやKOシステム、レッドセブンカウントのポイントを押さえることです。
その上で何十何百とゲームをこなし、カウンティングを体で覚えるようにします。
オンラインカジノではメモなどを自由に取れるので、自分に合った方法で実践できます。